東京で唯一ランチのペクパが出るセマウル食堂中野店

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名古屋の矢場町に栄店が今月・2022年11月になってオープンし、日本国内の店舗が少しずつ増えつつあるセマウル食堂(새마을식당)ですが――

東京においてランチタイム限定の品目であるペクパ(백밥)がいただけるのは都内で4軒めの中野店(中野区)だけで、小岩店(→参照)や新宿職安通り店(→参照)のメニューにはありません。

【公式】セマウル食堂-中野|2022年5月 韓国が熱狂するセマウル食堂がついに東京中野にオープン!
https://global-ais.jp

外観は日本にて2020年12月以降にできた店舗と同様の新しいタイプですが、フランチャイジーによる公式サイトが存在する日本国内のセマウル食堂は並木坂店(熊本市)と中野店ぐらいだと思います。

多くの店がそうであるように、主要な品目は店頭に示されています。

内装も新しいセマウル食堂のお店と同様です。

開店してわずか数か月で値上げをしたらしく、店内の壁に掲げられたメニューの記載から価格だけが削除されていました。
空欄のままにするあたり、(私感ですが)今後の再改定もありそうな気がします。




地元・韓国の店舗では見たことがないメニューブックには変更後の価格を印刷した紙片が上から貼られていました。


アルコール類のメニューは、同時期の2022年3月にできた京都の河原町店(→参照)とほぼ一致しています。

【公式】セマウル食堂-中野 |2022年5月 韓国が熱狂するセマウル食堂がついに東京中野にオープン!
https://global-ais.jp/menu

テイクアウト用のものもふくめてメニューは既述の公式サイト内に掲載されています。
ゆえに本稿よりもそちらのほうが正確かつ最新の情報だと思いますが将来、状況がさらに変化した場合に過去の事情がわかる資料にはなるでしょう。

もちろん、小岩や新宿のお店のメニューにはないペクパ(税込み980円)を私は注文しました。
熱炭(ヨルタン)プルコギを定食にしたのがペクパで、2人前からでなければオーダを受けないなどという制限もなくひとりでいただくのに適した分量だからです。

最近になってオープンした日本国内の他のセマウル食堂と同様、店員より渡されるQRコードをスキャンして飛んだ先の注文用のウェブサイトから注文するスタイルを採りますが、私は口頭でオーダしました。
店内は(上に示した写真のように)あまり混んでいなかったものの、料理が届くまでは10分弱と長く待った印象です。

小皿の飯饌(パンチャン)は2皿で、この日に出たのはニラとニンジンを和えたオイコッチョリかオイソバギ(オイギムチ、オイキムチ)と、キャベツを和えたオデン(日本のおでんではなく、韓国におけるオデン)でした。
定食の白いご飯の量が少ないと感じる店もありますが、中野店では少ないとは思いませんでした。

気になるのはランチの具体的な時間ですが、実店舗にも公式サイトにも記載がないあたり、何時何分までといった厳格な時刻の区切りを設定したオペレーションではないのかもしれません。
ちなみに、私が過去に訪問してきた他店を例に挙げると、福岡の天神大名店(→参照)のランチタイムは始業から14時まででした。
一方、大阪の鶴橋店(→参照)は15時まで、心斎橋店(→参照)も15時まで、と長めになっていましたのでそのほうが利用者としては助かります。

なお、決済にはクレジットカードが問題なく使えたほか、PayPayによる支払いも可能です。

最後に、このお店のロケーションについて。

現状、JRと地下鉄の中野駅の北口の改札(写真の右のほう)を出ると屋根が連続した先にサンモールという商店街(同左)があります。
改札口やサンモールの入口より百数十メートル進むと洋菓子店の銀座コージーコーナーがあり、その手前を右折し5、60メートル歩いた右手にセマウル食堂の中野店は存在します。
上の写真に見えるKFC(ケンタッキーフライドチキン)の手前を北へ道なりに進めば、丁字路(T字路)にぶつかった右手がセマウル食堂が入居するビルですから、迷わないかもしれません。

セマウル食堂の西側にあるパチンコ店の客が路上において喫煙をしており、その副流煙を吸いたくない場合は東側のふれあいロードよりアプローチをすることになりますが、場所がわかりにくいと思いますので地図を見ながら向かいましょう。

セマウル食堂中野店の営業時間は、11時0分から23時0分までです。



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