夏の青春18きっぷ期間中に沼津駅を発つホームライナー浜松3号

未分類 鉄軌道/railroad railway

今夏・2023年7月下旬から同9月上旬にかけての青春18きっぷの利用期間中の、ある平日ダイヤの運転日に始発の沼津駅を出るホームライナー浜松3号の様子を観察しました。
利用期間外の某日の様子を投稿(→参照)して1年半が経過しましたが、期間中の様子についてもようやく報告できることとなった次第です。

6両(3+3両)編成のこの日の入線は18時16分、写真のようにドアがひらいたのは18時17分でした。
東海道線の下りのプラットホーム、2番線です。


上の2枚は18時31分の発車時刻の5、6分前に撮った先頭の1号車と最後尾に近い5号車の写真になりますが、期間外よりも客が多いこと、1号車のほうが混んでいること、があきらかです。
ホームライナーの乗車整理券の券売機が1号車と2号車のあいだあたりに位置し、それに近い車両は乗客が多め、遠い車両は少なめになる傾向にあります。
もっとも、1号車から6号車までのどの車両も埋まる座席は半分未満でした。

ちなみに、ホームライナー浜松3号が終着である浜松駅に入るのは4番線で、豊橋駅までの8両(4+4両)編成の普通列車はおなじプラットホームの3番線に待っていますが、その普通列車の空席の確保しやすさを考えるなら断然、6号車がベストです。
(ただし、最後尾に近い車両に乗ると8番線に着く豊橋駅において、5番線など他のプラットホームへ移るのに階段まで長く歩くことに注意する必要はあります。)

熱海駅を18時7分に発った普通列車(2023年夏現在の列車番号は465M)が18時27分に沼津駅の1番線に着き、乗車整理券(330円)を求めるひとが十数人ばかり、券売機の前に列をなします。
465Mが定刻に着いた時点でホームライナー浜松3号の発車まであと4分しかないわけですが、感心することに各人が購入にかける時間はせいぜい十数秒、ととてもスムースでした。
(使える紙幣は千円札のみですが、TOICAをはじめとした全国相互利用サービスの対象である交通系ICカードでも支払えます。)

ただ、列の最後のほうに並んでいたひとはチケットを券売機で買えませんでした。
満席とか発売終了などという文字が出てではなく、ホームライナー浜松3号の表示そのものが画面より消えた恰好です。
沼津駅における枚数の上限に達したからかもしれませんが、発車の直前につき券売機自体が発売をやめたせいの可能性もあります。

券売機でホームライナー浜松3号の乗車整理券を買うことができなかった場合、無札のまま乗車し車掌に現金で330円を渡して購入するか、乗るのをあきらめて465Mなどで西へ向かうか、になります。
一部の駅にしか停車しないホームライナー浜松3号が20時10分に浜松駅に着くのに対し、普通列車の465Mのほうは20時50分着です。

しかし、(特急型の車両が充当されるホームライナー浜松3号とはちがって)座席にリクライニングの機能こそないものの、6両(3+3両)編成の465Mの後方3両は(例外の日もありますが)原則として、写真のように転換クロスシートの車両が入ります(→参照)。
熱海駅から浜松駅まで直通で、ロングシートではない車両で行けること自体がなかなかの好条件ですので、ホームライナー浜松3号を使わずに普通列車の465Mに乗ったまま西進する、という選択も現実的だと私は思います。



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