今後の発展に無限の可能性を感じる天下一品監修のカップ麺

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一部の地域でつい先月・2021年9月の下旬より、ラーメン店の天下一品の監修によるカップ麺をサッポロ一番のサンヨー食品がリリースしています。

現時点において私は、税抜き258円、税込み278円で売られているところしか確認していません。
小売店をこまめにチェックしていますが、よく見かけるのはコンビニエンスストアです。
スーパーマーケットやドン・キホーテだと(ないことのほうが多く)置く店がたまにある程度です。

市中の店舗よりは小さめの、駅や空港にあるコンビニにおいては現状、取扱いがどうやらなさそうに思います。
たとえば、JR西日本とJR四国は駅構内のキヨスク(Kiosk)をセブン-イレブンに転換していますが、それらの店舗では私はいまのところ在庫を目撃していません。
(JR九州のファミリーマートについては未確認のため不明です。)

「天下一品」の『こってり』がカップラーメンになって新登場!? | 天下一品メディア
https://tenkaippin-media.com/pr/880/

“名店の味 天下一品 京都濃厚鶏白湯”が正式な商品名のようです。

製品情報 | サンヨー食品
https://www.sanyofoods.co.jp/products_search/?brand_category=06

名店の味 天下一品 京都濃厚鶏白湯 | サンヨー食品
https://www.sanyofoods.co.jp/products/5930/

詳細はサンヨー食品が公式サイトに載せています。



調理方法や熱量の内訳、製造者の情報などは現物の印字を読む以外にありません。

10月に購入した商品の賞味期限は来年・2022年の2月27日になっていました。

実物のふたをひらきましょう。

加薬(かやく)、液体と粉末の2種類のスープ、の計三つの袋が内包されており、各自でそれらの封を切って中身を投入しなければなりません。

細いノンフライ麺を採用したそうで、細麺であるがゆえにスープがからみやすくなっています。

具材はチャーシューチップ(味付豚肉)、メンマ、ねぎが写真のように、ほんのわずかに入れられているだけです。
(味が変わると純粋な紹介ではなくなるので自粛しましたが、本当ならば私物のネギ(長ねぎ)をふんだんに小刻みにして入れたいところでした。)

粉末スープである白い粉をちょっとなめてみると、甘さを感じます。

肝要な味のほうですが、醤油の味がしないか?!というのが第一印象です。
もっとも、”しょうゆ”の記載があるのは原材料の表示上、スープの3番めにつき私の錯覚なのかもしれません。

後悔したのは、興味に負けて原材料名の欄をいただくより先に見たことです。
粉末ポテトや米粉の表示があり、こってりとしたスープをそれらで再現しているのだろうな、と実食の前になんとなく予測してしまったがゆえに、とろみの由来についてあれこれ考えを巡らせる楽しみがなくなりました。

具体的に述べれば、(具材の少なさを無視したとしても)天下一品のこってりのラーメンをよく再現できているようには私には思えません。
京都の鶏系の濃厚な白湯(パイタン)スープと銘打つ、価格が高めのカップ麺をいくつか用意し、目隠しでそれらの汁を飲んでみたときに、本商品よりも天一のこってりに近いものがほかにありそうな気がします。
これを換言するなら、今後もっと近いスープのカップラーメンが開発されるかもしれない、と無限の可能性に期待をかけられる、ということでもありましょう。

最後に、余談をひとつ。
今回の投稿にあたり(本商品を購入したのは複数個で)、撮影のために調理方法に記されたとおりにつくらず、食べるまでに時間が(湯を注いでから1時間ほど)かかったものがありました。
そうすると当然ながら、麺が水分を吸って本来の風味が損なわれるはずですし熱いカップ麺にはなっていないわけですが、幸いなことに質はあまり低下しません。
(冷めたら意外にも、スープが麺にからみやすくもなりました。)
スープの粘度が高いから、といった要素もあるのかもしれませんが、故意に長めに待ってやわらかくしても崩れにくい麺である点は、それなりに評価していいと思います。



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