仙台から関空までPeachの朝一番の便に搭乗

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関空から仙台まで(→参照

昨年・2021年の話になりますが、Peach(ピーチ)の仙台から大阪(関西)への朝一番の便である、MM132便(APJ132便)に搭乗したさいの記録です。

仙台空港におけるPeachのチェックイン機やカウンタはほかのどのキャリアよりも保安検査場に近い場所にあります。

フライトの出発予定時刻・8時15分の90分前より搭乗手続きは可能になりますが、その十数分後に搭乗券の発行を受けました。
私のこの日のチェックインは、十数番めだった模様です。
帰納的な経験則では、座席を指定していないひとりの客に対しPeachは、客室の前のほうから窓側の席(A席やF席)と通路側の席(C席やD席)とで確率が半分になるように(A席、C席、D席、F席、……などと)座る位置をアサインしていきますので、中央の席(B席やE席)を回避したいならば窓側と通路側が埋まる前にできるだけ早く搭乗手続きを済ませましょう。

この日、私が手荷物検査の列に並んだのは出発の約30分前でした。
関空や成田だとセキュリティ・エリアへ向かう手前にて待機している、手荷物の重さを計測するスタッフの姿は見えません。
私より先に待っていた客は10名を超えるぐらいで、保安検査場を数分ほどで抜けます。

東京の羽田を発着する定期便の設定こそないものの大阪や札幌(新千歳)、名古屋(中部)、福岡などとの往来はある仙台空港ですが、平日の朝は空間に余裕があります。

気になるのは、電源が使える箇所が仙台空港にはあまりない点です。
しかも、電源の数に対して座れるのは半分のみです。

一方、喫煙者への配慮はひしひしと感じます。
ここのほかに、セキュリティ・エリア外にあり空港が設置するビジネスラウンジにも喫煙ルームをちゃんと確保しているからです(→参照)。

その日、MM132便の搭乗口は7番でした。
手前よりはゲートに近いほうが当然ながら混んでいるとはいえ、それでも座る場所に困ることはありません。

ちなみに、現在の旅客ターミナルビルがオープンした当初はこの7番が西端の搭乗口でしたが、最近になって増設されています。

増築されたビルには枝番のA2番とA3番――

そして8番、9番、10番の搭乗口があり、充電したい搭乗客のことをまったく考えていないか故意に無視したスペースが用意されていました。
2016年に運営の実務を民間の出資による会社が担うようになり、2018年には航空券の購入時における旅客サービス施設使用料の徴収を開始しました(2019年10月1日より、大人は230円です)が、消費者はこの空港になにを使う対価を取られているのでしょう。

出発時刻の20分前・7時55分に一部の乗客に対する優先的な搭乗がはじまったものの、それ以降に追加の案内がなにもありません。
仙台空港にかぎらずPeachのフライトの搭乗時によくある現象で、(機内にいつ入ろうが目的地に早く着けるわけではないため)私は気にしませんが、勝手がわからないひとは困惑すると思います。
とりあえず5分を超えて待ってみたうえでゲートを通過しました。

私の目測につきあまり正確な数字とはいえませんが、客の入りは3分の2程度だったでしょうか。

ドアを閉める旨のアナウンスがあった4分後、定刻よりも早い8時12分にSDJを出発です。

西の方角へ8時20分に離陸し、左へ旋回します。
写真は阿武隈川とその河口附近の潟湖・鳥の海(宮城県亘理郡亘理町)、右奥は福島県です。
シートベルト着用サインは離陸して10分前後で消えました。
再点灯するまでの時間はこの日、結果的に約50分間でした。

離陸後20分ほどで関東地方の北西をかすめます。
機窓の奥には霞ヶ浦(茨城県)と、利根川の河口の犬吠埼(千葉県銚子市)あたりの形影が見えますね。

富士山は北側から眺めます。

愛知県の東部・三河地方にて海の上に出ますが、この日の空は三河湾と伊勢湾のおよそ全体が曇天でした。
上の写真で雲がかからず見えているのは大部分が豊橋市、一部が田原市です。

仙台平野よりほぼ南西の方角を向いて飛んでいた飛行機は、紀伊半島の上空において針路を西南西に変え、以降は成田から関西への便も選ぶ航路を進みます。

和歌山湾上をカーブする終わりの地点にあたる、淡路島の西端・由良町(兵庫県洲本市)が見えたらあとは関空の滑走路まで高さを下げつつただ直進あるのみです。

着陸したのは9時36分、KIX着は定刻だと9時50分のところ、9時42分でした。
私が座っていたのは客室の後方につき一番最後に降機するグループでしたが、外に出たのはその5、6分後です。

タラップの階段を降り、第2旅客ターミナルへ屋根のない地面を歩きます。

急いでいなければゆっくりバゲッジクレームの区画にやって来る私ですがこの日は私が着いてもまだMM132便の手荷物が出てくる前で、多くの先客が待機していました。
9時54分にターンテーブルが回転しはじめ、2分間ほど運転しただけで全員に荷物が配られました。

逆区間である、大阪(関西)から仙台へのフライトに搭乗したときのことについては過去にエントリを投稿しています(→参照)。



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