転クロ篇・青春18きっぷ期間外に大阪から東京へ東海道線で

未分類 鉄軌道/railroad railway

後篇(ロング篇)・浜松から東京まで(→参照

青春18きっぷの利用期間ではない、ある土休日ダイヤの運転日の午後に大阪駅を発って東京駅まで、東海道線に乗って移動しました。
途中の米原、大垣、豊橋、浜松、沼津の各駅にて列車を乗りかえていますので、乗った列車は6本です。

所要時間は9時間強で、浜松までの前半の4時間半を今回の前篇(転クロ篇)、浜松からの後半の4時間半を後篇(ロング篇)としてエントリは分割します。
転クロとはいわゆる転換クロスシートのこと、ロングとはいわゆるロングシートのことです。

  • 大阪13:30―新快速→14:53米原

13時23分発の快速が8番のりばを出た直後こそ列はほとんどできていなかったものの、新快速が入線する13時28分までのほんの5分間で各扉の乗車位置に並ぶ客はみるみる増えていきます。

もっとも、並列に参加していなくても座れないことはありませんでした。
大阪口の新快速は上りも下りも一般的に西方、つまり進行方向の後方(下りであれば前方)の車両のほうが乗客は少ない傾向にありますので、写真(の3号車)のように可能なかぎり若い号車番号の車両を選びましょう。
先頭(下りならば最後尾)が12号車、最後尾(同先頭)が1号車です。
ただし――

米原では6番のりばに入線します。
編成の後方で階段やエスカレータに一番近いのは5号車ですので、1号車からは跨線橋まで100メートル弱の距離を歩くことになります。

ちなみに、前方だと9号車と8号車との連結位置が階段のほぼ真横です。
7番のりばに入線するケースもありますが(→参照)、米原の東海道線の上りホームへは基本的に跨線橋を渡る必要があるという認識でいたほうがいいと思いますので、階段、エスカレータのロケーションは念頭に置いておくと便利です。

  • 米原15:00―普通→15:35大垣

大垣まで行く4両編成の電車は、大阪から乗ってきた新快速の電車が14時53分に着く直前に入線していました。
8番のりばへの階段を降りた横が写真の、先頭車です。

4連という短編成ゆえ発車が近づくと前方であろうが後方であろうが客の入りに大差はなくなります。
立っているひともいますが空席もあり、15時0分発の直前においても着席は可能でした。
ただし、イベントかなにかによってちょっとした乗客の増加があるだけで満席になってしまう危うさは帯びています。
今回のこの移動で利用する6本の列車のなかで4両の編成長は最短なわけですが、座席を確保できなかったとしても乗車時間はせいぜい35分間です。

15時33分、定刻より2分早く大垣に着きました。
5番線から4番線のプラットホームへ移動します。
階段に近いのは写真の、前から3両め(2号車)の中央のドアです。
エスカレータの最寄りは1両め(4号車)の中央のドア、エレベータに近いのは一番前のドアになります。

  • 大垣15:41―新快速→17:11豊橋

大垣からの新快速電車の入線は、定刻で15時32分です。

ここまでは4両だったのが大垣からは8両(6+2両)、と席の数が一気に倍増しますので焦らなくても座ることは余裕で可能でしょう。
車内の席がすべて埋まったのは、岐阜においてでした。

途中、名古屋には(定刻では16時14分のところ)16時13分に早着し、16時16分に出ています。
当然ながら乗客が大きく増減する駅になるわけですが、この日のこの列車はつぎに停まる金山における乗客の増加のほうが顕著でした。

岐阜にて私の隣りに座った客は、転寝のあいだにいつのまにか(可能性として最も考えられるのは刈谷、遠くても岡崎で、だと思いますが)いなくなっていました。

定刻どおりの17時11分、豊橋の5番線に到着です。
階段に近いのは2号車の中央のドア、階段と上りエスカレータの最寄りは4号車(、つまり前から5両めの車両)の中央のドアですので、大垣にて空席を求めて先頭に近い車両に乗ると豊橋でも長く歩くことになります。
(車両に号車の表示はないため、一番前の8号車や最後尾の1号車から何両めかを各自で数えてください。)

  • 豊橋17:23―普通→17:58浜松

4両編成の始発の電車が下り方面から8番線に入線したのは、17時15分でした。
この区間にはロングシートの車両も転換クロスシートの車両も充当されますが、やって来たのは後者(ただし、車端部はロングシート)です。

4連と編成は短いため米原から大垣までと同様に、着席できないかもしれないある程度の危険性は認識しておいたほうがいい区間です。
ただ、この列車の17時23分発に対し大垣からのつぎの特別快速は豊橋に17時27分に着き、接続しませんので大きく混みはしないと思います。
上に載せてきたように写真を撮りながら悠然と行動している私でも、なんの支障もなく席を確保できました。

定刻だと17時58分のところ、浜松には17時57分に着きました。
写真の右に見える5両(3+2両)編成の列車(462M)に乗るわけですが、難なく座れますから転換クロスシートにこだわるのであれば浜松で降りずにそのまま掛川まで行ってしまってもいいでしょう。
掛川には18時26分に着き、追って(462Mの)列車は18時36分に掛川を発車します。

浜松にて、大阪から東京までの9時間強の移動時間の約半分が経過しました。
ここまでで4本の列車に乗り、残るは2本だけです。
浜松以東の叙述は、後篇に分割します(→参照)。



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