ナインアワーズ博多駅のロッカーとシャワー

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地下鉄やJRの博多駅より歩いて数分のところにあるナインアワーズ博多駅の、玄関や共用スペースの階について前に話題にしましたが(→参照)、今回はロッカーやシャワー室のある階を紹介します。

ナインアワーズ博多駅 | 最低価格保証 | 公式サイト
https://ninehours.co.jp/hakata-station

宿泊者にあらずともシャワーのみを使うことができ、700円で1時間までの利用が可能、と公式サイトにはあるのですが――

入店の時刻が記録されたものを読取らせなくても退店はできるはずです。
写真の奥に見える自動ドアは、内側からは赤外線センサの検知だけで開閉します。

9階以外のフロアは、男女別です。

チェックインのさいに宿泊客に発行される(シャワーのみの利用時も同様でしょう)、いわゆるカードキーに印刷された小指の爪ほどの大きさのQRコードを、9階のエレベータ横の操作盤にかざして女性は8階、男性は7階へ移動します。
エレベータを動かすにあたり、QRコードをスキャンさせる必要があるのは9階にて呼ぶときだけです。

エレベータを降りると手前がロッカーの区画で、その奥にシャワーの部屋があります。

ロッカーは上下に分割されたハーフサイズではなく、フルサイズです。
上掲の公式サイトのリンク先によれば、横幅38cm(センチメートル)×奥行59センチ×高さ200センチ、のようですね。
その解錠にも各自のQRコードを使用します。

ロッカー内のほぼ中間に棚があり、床面にはスーツケース(トロリーバッグ)を収納し棚にも私物を置く、といった用法が可能です。
棚板の一部・左奥が切欠きになっているためロングコートをそのまま収納できます。
ただし、ハンガーは2本しか用意されていません。

メッシュになっている黒いバッグに入れてある、ホテル側が客に貸すもののうちシャワーに関係するのは――

(左から)バスマット、バスタオル、フェイスタオル、の3点です。
シャワーを浴びるだけの客にもこれら3点が貸与されるものと推測しますが、ロッカーも(ナインアワーズの一部の店舗においてジョガーやランナーのために使えるようにしているのと同様に)利用できるのでしょうか?

自動水栓ではありませんが、洗面台にはハンドソープ、紙タオル、ドライヤーがあります。
ドライヤーはTESCOM(テスコム)がOEMとなり生産する、無印良品のMJ-HD1という型式のものです。

シャワーの個室内を紹介しましょう。
(車いすでの利用に対応していると思われるシャワーの部屋もありましたが、その内部はわかりません。)

固定式、可動式の両方のシャワーヘッドが設置されています。

難点というか不便に私が感じるのは各個室の床面積が狭いのと、土足を前提にした床とそうでない床との境界が明確になっていないところです。
着用しているものを置くことができるのは写真の左上に見える2枚の棚だけですし、タイル張りでない床全域が土足を前提としているとなれば貸与されたバスマットの上か濡れたシャワーブースにて服を着るほかありません。

ひとり利用するごとに清掃されているとは考えられませんが――シャワーブース内は清潔ではありました。
もっとも、私が訪問した日はシャワーの部屋の約半数は施錠され使えない状態でしたので、従業員の都合が優先で清潔さや客の待ち時間はそれに劣後するオペレーションなのだろうと推量します。

設置されているシャンプー、コンディショナー、ボディソープは、ナインアワーズが展開する他ブランドのカプセルホテル・ドシーのそれら(→参照)とおなじものか?と思いましたが、よく見るとちがいました。

9階のエレベータの近くに置かれた自動販売機で、剃刀(かみそり)や歯ブラシを買うことができます。
どちらも60円、と良心的な価格の設定です。
ただし、歯ブラシは購入せずとも既述のバッグのなかに入っています。

シャワーのみの利用者には関係のない、カプセルのフロアについてはエントリをさらに分割して紹介します。



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